豊かな自然に囲まれた播州地方では、海の幸や山の幸を使った絶品料理が盛りだくさん。たこ焼きやお好み焼き、おでん、ホットドッグなど定番メニューに「ひとひねり」加えたB級グルメも人気です。姫路を訪れたら必ずチェックしたい。地元民がおすすめするストリートフードを一挙ご紹介します。
えきそば
姫路駅構内にある立ち食いそば店。明治21年創業の老舗食品会社まねき食品がてがける「えきそば」は、1949年に発売を開始しました。和風のだし汁とやや細めの中華麺を組み合わせたユニークなメニューで、「日本一のえきそば」との呼び声も高く、姫路を訪れた際は必ずチェックしたいB級グルメです。座ってゆっくりと食べたい人は、ピオレ姫路おみやげ館店にあるフードコートがおすすめ。
姫路おでん
薄めの関西だしに生姜醤油をかけて食べるのが姫路流おでん。生姜が具材の旨みを引き立てます。具材で珍しいのは、牛すじ。地元のお酒と一緒に味わってみてはいかがでしょうか。
姫路タコ焼き
ソースもだし汁も楽しめる”ハイブリッド”たこ焼き。 姫路グランフェスタ内にある「タコピィ」は創業60年以上の老舗たこ焼き店。食堂風の店内では、焼き立て”アツアツ”のたこ焼きを食べることができます。ふわふわのたこ焼きは、姫路人なら一度は食べたことがある人気メニュー。
鶏卵饅頭
一色堂の「鶏卵饅頭」(けいらんまんじゅう)は、卵をたっぷり使ったカステラ生地と、白あんの組み合わせが抜群のスイーツ。一口タイプで食べやすいのも特徴です。山陽百貨店(地下1階)のみで販売されており、店頭では、熟練の職人さんが無駄のない丁寧な動きで、つやつやのまんじゅうを焼く様子を見ることができます。休日は常に大行列なので、先に整理券をゲットしておこう。
御座候
つぶあんが詰まったボリュームたっぷりの回転焼き「御座候」(ござそうろう)。小豆で作られ赤あんのほか、手ぼう豆(白いんげんまめ)で作られた白あんが選べます。白あんはアッサリとした甘さが根強い人気。姫路駅構内でも販売中。
城下町どっぐ
大正5年創業の老舗かまぼこ店「ヤマサ蒲鉾」では、もちもちとした弾力のあるかまぼこや、具だくさんの大きなねりものが大人気。とろりとしたチーズかまぼこをホットドッグ生地で揚げた「城下町どっぐ」は食べ歩きにぴったりです。山陽百貨店の地下や大手前店で購入できます。
グリーンソフト
明治8年創業の老舗茶屋「こばやし茶屋」の手作りソフトクリーム。本格的な抹茶を使ったアイスは、上品な甘さで、昔から変わらないノスタルジックな味わい。近隣の食料品店では、コーンを被せた凍らせたアイスがお馴染みですが、夏場はお店で絞ったフレッシュなソフトクリームを購入することができます。
アーモンドトースト
香ばしい「アーモンドバター」をたっぷりと塗ったトースト。駅前では、オリジナルレシピのバターを提供する「はまもとコーヒー」や、創業70年以上の老舗洋菓子店「大陸」などで食べることができます。